冷凍品を「少しの間だけ」外に置きたくなる場面があります。催事に出店する前に在庫をまとめて作っておきたいとき、店や工房の冷凍庫を入れ替えるとき、冷凍庫の調子が悪くて修理を待っているあいだ、などです。
こうした一時的な預け先を探すときは、長く預ける場合とは確認することが少し違います。いつ持ち込んで、いつ引き取るかが先に決まっていることが多く、そこから逆算して段取りを組むことになるためです。この記事では、数日から数週間だけ冷凍品を預けるときに、先に整理しておきたいことを書きます。
一時的に預けたくなる、よくある場面
短い期間だけ預けたいという相談は、だいたい次のどれかにあてはまります。
一時的な預け先が必要になる場面
- 催事や出店の前後:出店に向けて作りためた在庫や、会期後に残った在庫の置き場所が足りない
- 冷凍庫の入れ替え・修理:設備を止めるあいだ、中身をどこかに移しておく必要がある
- 仕入れのタイミング:まとめて仕入れた分が、自社の冷凍庫に入りきらない
- 店舗や工房の移転:引越しのあいだだけ、商品や原材料を預けておきたい
どの場面でも、預けるのは事業として扱う商品や原材料です。マクティスのお預かりは事業用途が対象で、ご家庭の冷凍食品や家財はお受けしていません。線引きは「冷凍保管サービスは個人でも使えるのか」に書いています。
先に伝えておくと、受け入れの確認がしやすくなること
一時的な預かりは、日付が先に決まっていることがほとんどです。相談の最初に次のことが分かっていると、受け入れられるかどうかを確認しやすくなります。
相談のときに伝えていただきたいこと
- 持ち込みたい日と、引き取りたい日:決まっていなければ、おおよその幅で構いません
- 急いでいる理由:冷凍庫の故障なのか、催事の日程なのか。期限が動かせるかどうか
- 量と温度帯:段ボール何箱か、冷凍と冷蔵が混ざるならその内訳
量や温度帯の伝え方は「繁忙期だけ、数か月だけの冷凍保管はできるのか」で詳しく整理しています。急ぎの場合ほど、「いつから受け入れられるか」を最初に確認することをおすすめします。倉庫側も入庫の予定を組んで動いているので、日付が分かれば、その日に受け入れられるかどうかを確かめられます。
持ち込みと引き取りで、温度を切らさない
短い期間の預かりで気をつけたいのは、倉庫の中よりも、倉庫に着くまでと、倉庫から戻すまでのあいだです。冷凍品は、運ぶ途中で表面が溶けかけて再び凍ると、品質が落ちることがあります。
自社の車で運ぶ場合は、保冷できる箱や車両を用意して、積み込みから到着までの時間をなるべく短くします。運送会社に頼む場合は、冷凍のまま運べる便を使うのが基本です。持ち込む時間帯は、倉庫の受け入れの時間と合わせておく必要があるので、事前にすり合わせておきます。
マクティスは福岡市東区の香椎浜埠頭にあり、冷凍(−25℃前後)・冷蔵(5〜10℃)・常温の3つの温度帯でお預かりしています。立地と運び込みの手間の考え方は「福岡で冷凍・冷蔵倉庫を探すとき、立地はどこまで気にするべきか」にまとめました。
「数週間」が「数か月」に延びそうなときは
修理の部品が届かない、催事が続けて決まった、といった理由で、預ける期間が当初より延びることがあります。延びそうだと分かった時点で早めに伝えていただければ、そのまま預かりを続けられるかを確認できます。
費用は、量・温度帯・期間・出し入れの回数によって変わるため、条件をうかがって個別にお見積りします。
よくある質問
冷凍品を数日だけ預けることはできますか?
A. できます。マクティスは長期の契約を前提とせず、期間を区切ったお預かりにも対応しています。受け入れられる日程は倉庫の入庫予定によって変わるため、持ち込みたい日と引き取りたい日を先にお知らせください。
店の冷凍庫が故障したので、急いで預けたいのですが。
A. まずは持ち込みたい日、量、中身をお知らせください。受け入れられる日を確認します。運ぶあいだに溶けかけないよう、保冷できる箱や冷凍のまま運べる便を用意しておくことも大切です。
家庭の冷凍庫に入りきらない食品を預けられますか?
A. お受けしておりません。マクティスのお預かりは、法人・個人事業主の方が事業として扱う商品や原材料が対象です。
