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繁忙期だけ、数か月だけの冷凍保管はできるのか。
期間を区切って預けるときに整理しておきたいこと

#スポット保管 #小口保管 #相談の進め方
冷凍倉庫の通路に、数ケース分の段ボールを載せたパレットが一つ置かれている様子

※画像はイメージです。

倉庫を探していて、「その量では受けられません」「最低このくらいからです」と言われて話が止まってしまった。そういう経験のある方から、ご相談をいただくことがあります。

先に結論を書くと、少量やスポットの依頼が断られやすいのは、荷物の側に問題があるからではなく、倉庫側の作り方の都合です。理由が分かっていれば、相談の仕方も変わります。

なぜ少量・短期は断られやすいのか

倉庫の運営は、決まった広さの冷凍設備を、決まった電気代と人手で回し続ける仕事です。庫内を冷やす費用は、そこに荷物が一つ入っていても満杯でも、大きくは変わりません。だから運営する側から見ると、広い面積を長く使ってくれる荷物のほうが計算が立てやすい、という事情があります。

もう一つは、作業の手間です。数ケースだけの入出庫でも、伝票を起こして、庫内で場所を決めて、記録を残すという一連の手続きは、パレット単位のときとあまり変わりません。件数あたりの手間が重い仕事になりやすいので、その部分を最初から受け付けない設計にしている倉庫もあります。

逆にいえば、その手間を織り込んだ運用を最初から組んでいる倉庫であれば、少量でも短期でも受けられます。断られたことがあっても、それは全部の倉庫が同じ判断をするという意味ではありません。

相談の前に整理しておくと早い三つのこと

問い合わせをいただいてから運用を始めるまでのやり取りは、次の三点がはっきりしているかどうかで大きく変わります。全部が固まっている必要はありません。「このあたり」という幅のままで構いません。

相談前に整理しておきたい三点

  • 期間と量:いつからいつまで、おおよそどのくらいの量か
  • 温度帯と荷姿:冷凍か冷蔵か、段ボールかパレットか、1ケースに何個入りか
  • 入出荷のタイミング:月に何回くらい出し入れするか、出荷先は事業者か個人宅か

期間と量は、費用の土台になる部分です。冷凍倉庫の保管料は置いた量と置いた期間の掛け算で決まるため、ここが分からないと金額の話に進めません。詳しくは「冷凍倉庫の費用は何で決まるのか」に書きました。

温度帯と荷姿は、庫内のどこに置けるかを決める部分です。同じ冷凍でも、商材によって扱いは変わります。荷姿は実物を見ないと詰めきれないことが多いので、写真が一枚あるだけでも話が早くなります。

入出荷のタイミングは、見落とされやすいところです。同じ量を同じ期間預けていても、月に一度まとめて出す場合と、毎日少しずつ出す場合とでは、かかる手間も費用も変わります。

決まっていないことは、話しながら決めていける

ここまで書いておいて逆のことを言うようですが、上の三点が全部決まっていないと相談できない、ということではありません。実際にご相談いただくときは、「冷凍のものを少し預けたいのだが、どこに聞けばいいか分からない」という状態から始まることのほうが多いです。

マクティスでは、いきなり全量を動かす前に、少量を入れて荷姿や出荷の手順を確認する試験搬入をおすすめしています。ここで「思っていたのと違う」を先に出しておくと、運用が始まってから慌てずに済みます。棚の使い方や出荷の単位は、その段階で実物を見ながら決めていきます。

倉庫の決まった型に商品を合わせてもらうのではなく、商品と商売のやり方に倉庫の運用を寄せていく。少量やスポットの相談を受けられるかどうかは、突き詰めるとこの姿勢の違いだと考えています。ご相談から運用開始までの流れは事業内容のページにまとめました。

実際に、どのくらいの量から受けているのか

マクティスでは段ボール1ケースからお預かりしています。繁忙期だけの一時的な保管や、テスト販売の期間だけといった使い方も、実際にお引き受けしています。少量からの保管については「段ボール1箱から預かる冷凍・冷蔵倉庫」に、数ケース規模のテスト段階からお預かりしている例は「新規事業の冷凍弁当を数ケースから」に書いています。

量そのものが少ないことを不安に感じている場合は、「少量の食材でも福岡の食品倉庫に預けられるのか」もあわせてご覧ください。この記事は期間を区切った預け方に絞って書いています。

なお、お預かりの対象は事業として扱う商品です。法人の方だけでなく個人事業主の方もご相談いただけますが、ご家庭の家財や引越し荷物のお預かりは行っておりません。

食品を新たに商品として売り出す段階の方は、許可や表示の準備も並行して必要になります。必要な要件は商材の種類や製造方法、自治体によって異なるため、所轄の保健所へのご確認が前提になります。マクティスは許可申請の代行は行っていませんが、保管や出荷の準備はお手伝いできますし、詳しい専門業者をご紹介することもできます。

量や期間が決まっていない段階でも相談する

よくある質問

段ボール1箱だけでも相談できますか?

A. できます。マクティスでは段ボール1ケースからお預かりしており、量が少ないことを理由に見積りやご相談をお断りすることはありません。ただし、お預かりの対象は事業として扱う商品に限らせていただいています。

契約期間の縛りはありますか?

A. 期間を区切ったご利用にも対応しています。繁忙期だけ、テスト販売の期間だけといった使い方も実際にお引き受けしています。ただし条件によって費用の出方が変わるため、どのくらいの期間を想定されているかは最初にお聞かせください。

個人の荷物を預けることはできますか?

A. お預かりの対象は事業として扱う商品です。法人の方だけでなく個人事業主の方もご相談いただけますが、ご家庭の家財や引越し荷物のお預かりは行っておりません。

量が途中で増えたり減ったりしても大丈夫ですか?

A. 問題ありません。むしろ、始めたときの量のまま続くことのほうが少ないと考えています。出荷量の変化や商品の増減に合わせて、置き場所や作業の手順は運用しながら調整していきます。

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段ボール1ケースからお預かりしています。期間や量が決まりきっていなくても構いません。

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